青沼英語塾
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「 TRL training 」 ( 高3生 ) について
( 1 ) 「 TRL training 」 とは、
  TOP・SPEED
READING ( with )
LISTENING
 
の略称です。
   
「 TRL training 」 は、LISTENING を伴いますので、当然、近年、東大を初めとして、多数の大学で出題されるようになった LISTENING の力を養うための最高の訓練になっていますが、実は、この 「 TRL training 」 においては、LISTENING の実力を養成する事は ( それ自体、最高に意義のある事ではありますが ) 、単なる 「 副産物 」 に過ぎません。
「 TRL training 」 の最大の目的は、あくまでも、英文を読むと同時に、英語を英語の語順のまま理解する長文読解の方法を、単に 「 理性的レベル 」 においてだけでなく、「 本能的 ( 直感的 ) レベル 」 において瞬時に対応できる段階にまで完成する事です。
@ 人間は、「 顕在意識 ( 理性的頭脳 ) 」 によって 「 理論的に納得 」 できた事は、やがて、反復された訓練によって、「 潜在意識 」 を通じ 「 直感的 」 におこなう事ができるようになります。
A たとえば、我々が自転車の運転を習う時、最初の内は 「 自転車が倒れる方にハンドルを切れ 」 といった 「 説明 」 を受け、それを 「 納得 」 したら、その 「 納得 」 した内容を時間をかけて何度も確認しながら繰返し、繰返し、訓練します。
やがて、訓練がある段階に達すると、何も考えなくても 「 本能的、直感的 」 に瞬時にハンドルの対応ができるようになり、自由自在に自転車をのりこなせるようになります。この段階が、訓練を通じて1つの技術を実行する主体が 「 顕在意識 」 から 「 潜在意識 」 に移った瞬間であり、この時、人間は、その技術を真に 「 マスターした 」 と言う事ができます。語学の修得もこれと全く同じ過程をたどって、発展して行きます。
B すなわち、語学の修得においては、
下記のSTEP1の段階が 「 顕在意識 」 の段階に該当します。
(「大人の頭脳」においては)「 潜在意識 」 は、「 顕在意識 」 が、理論的に 「 納得 」 したものだけを受け入れます。従って、特に語学の修得においてはこの 「 STEP1」の段階にこそが最重要であり、この段階が完全にマスターされていなければ、次の訓練全体が無意味になってしまいます。
この段階をマスターした後に、下記 「 STEP2 」 の段階を繰返し、繰返し、反復して訓練する事により、やがて、聞くと同時に瞬時に全文の意味が 「 本能的、直感的 」 にわかるようになります。この段階が、英文読解の主体が 「 顕在意識 」 から 「 潜在意識 」 へと移った瞬間であり、この時初めて、長文読解力の 「 基本 」 が身に付いた事になります。
( 2 )
STEP 1
@
まず、「 講義録 / 長文解析編 」 を 「 序文 」 に明記してある方法に正確に従って、熟読し、その内容を 「 君が人に説明できる 」 レベルにまで、「 完全にマスター 」 して下さい。上記 ( 1 ) でも述べたように、この段階が最重要です。
A この段階が、全12講に対して完全に完了するまでは、決して、次の段階には入らないこと。この段階が完全にマスターされていなければ、「 TRL training 」 は、何の意味もなくなります。必ず充分な時間をかけ、この段階を完全にマスターしてから、次の段階へ進んで下さい。
( 3 )
STEP 2
上記 「 STEP1 」 が完了したら、「 英文 」 を見ながら集中して、CDを聞く。
その際、一切雑念を入れず 「 集中して 」 聞くように訓練する事。
( 4 ) 最初の内はCDのスピードについて行くだけでも大変でしょう。また、CDのスピードに合わせて文字を目で追って行く事ができても、ほとんど意味が取れない場合もあると思います。
@ その場合には、ゆっくり時間を取って、もう一度「 STEP1 」 を復習して見て下さい。
A もし、自分でゆっくり読んで見て、英文の構造が読むと同時に解析でき、読むと同時に意味が取れているようなら、何の心配も要りません。そういう人は「 TRL training 」 の STEP を順調にマスターして来ている生徒です。そのまま、1日1回 「 TRL training 」 をスケジュール通り続けて下さい。
B 自分でゆっくり読んで見て、意味が取れなかったり、構造が解析できない所がある場合には、もう一度「 STEP1 」 の復習を徹底しておこなってから、「 TRL training 」 にもどって下さい。
先述したように、「STEP1」 こそ最重要の段階です。焦らず、1つ1つの STEP を確実にマスターして行って下さい。

( 5 )

「STEP1」 が完全にマスターできている事を確認した後は、CDのスピードについて行く事だけに注意を集中して下さい。
@ その際、たとえ意味が取れなくても、少しも気にする必要はありません。
A CDのスピードについて行く事だけに注意を集中していると必然的に 「 日本語で意味を考え 」 たり、「 日本語で英語の構造を解析 」 したりする作業は一切できなくなるはずです。
実はこの過程こそが 「 TRL training 」 の本質を構成しています。
( 6 ) すなわち、この 「 STEP2 」 を現象面からまとめると、
@ CDのスピードについて行く事だけに全意識が集中し、
A 「 日本語で考える 」 頭脳活動 ( 左脳 ) が完全に停止している状態です。
つまり、
( a ) 意識の最高度の集中
( b ) 左脳活動 ( = 顕在意識 ) の停止
という、互いに相反する 2つの要素同時に成立している状態であり、この 「 状態 」 こそが、
「 STEP2 」 の本質を構成しています。
すなわち「 STEP1 」 で 「 顕在意識 」 が 「 納得 」 した内容が、この 「 STEP2 」 を通じて、徐々に 「 潜在意識 」 にひきわたされ、やがて英文を解析し意味を取る主体が、「 顕在意識 」 から 「 潜在意識 」 へと移行して行くのです。
ただ上記の@ A の内、特に A は、通常の勉強の常識 ( 勉強 = 頭脳を使う事 ) と全く反する要素であり、そのため、最初の内は、初めて接する 「 全く新しい語学修得の方法 」 にとまどう人も多いと思います。しかし、多大の時間をかけながら、真に語学をマスターする人が少ないのは、まさにこの段階 ( 「 STEP2 」 ) を真剣に実行する人が少ない事に最大の原因があるのです。確かに、語学の修得において最重要なのは「 STEP1 」 ですが、しかし、「 STEP1 」 で止まっていてはいけません。この 「 STEP2 」 を完全にマスターして初めて語学は 「 使える 」 ようになるのです。
( 7 ) ただ、この 「 STEP2 」 で最も注意するべき事は、訓練の最中に 「 雑念 」 が一切入りこまないようにする事です。「 日本語で考える 」 左脳活動が停止すると、最初の内は 「 雑念 」 が湧いて来て、様々な連想に意識がとらわれ、集中力を失ってしまう事があります。そうなると 「 TRL training 」 の効果は、大きく失われてしまいます。このような時は、再び CD のスピードについて行く事だけ全意識を集中し直して下さい。
全12講を完全に聞き終わるまで、一瞬も 「 雑念 」 が浮ばず、CD のスピードに瞬時も遅れる事なく、意識を集中できるようになった時、「 STEP2 」 は着実に効果を上げ始めます。
( 8 ) この 「 STEP2 」 を辛抱強く続けている内に、やがて耳から入る 「 音 」 そのものが意味を持つようになり、「 何も考えなくても 」 CD のスピードと同時に瞬時に意味が取れるようになります。この瞬間こそ、語学の 「 主体 」 が 「 顕在意識 」 から 「 潜在意識 」 に移った瞬間であり、本質的特徴を明確化するために、あえて 「 象徴的 」 な言い方ををするならば、自分の頭脳の中に 「 日本語で考える頭脳 」 とは、別の全く新しいもう一つの頭脳、すなわち、「 English Brain 」 が誕生した瞬間だと言う事ができます。それ以降は、どんな英文を読む時も、すべてこの 「 English Brain 」 で読み、この 「 English Brain 」 で意味を取るように努めて下さい。君の英語力は、「 最高レベル 」 において安定するようになります。
( 9 )
STEP 3
CD のスピードよりも自分の意味を取るスピードの方が速くなって来たら、ウォークマン等を用いて、何も見ないで LISTENING だけで意味を取る訓練をして下さい。
@ この段階に達した生徒は、「 STEP2 」 の段階を見事にクリアーした生徒です。続けて、LISTENING をおこなう 「 STEP3 」 の段階に入りますが、可能なら 「 8月末日 」 まで、遅くとも 「 10月末日 」 までには、全生徒が、この段階に達するように努めて下さい。
A この LISTENING の段階に達したら 「 1日1回 」 ではなく、ウォークマン等を用いて、可能な限り何度でも反復して聞き、在宅中も、空いた時間が少しでもあったら 「 音楽を聞くように 」 たえず、部屋の中に ( あるいはイヤホーンを通じて ) CD を流しておいて下さい。この段階がすなわち 「 自転車が自由に乗りこなせる 」 ようになった段階です。「 語学のサイクリング 」 を、空いた時間すべてを使って自由に楽しんで下さい。
( 10 )
STEP 4
何度もこの 「 TRL training 」 を続けて行く内に自然と全文を暗記してしまう生徒も出て来るでしょう。実はこれこそ、この 「 TRL training 」 の 「 最終目標 」 です。およそ語学の学習で最も効果的な理想的学習法は、徹底的に解析を受け、その構造を自分が完全に 「 納得 」 できたハイレベルの質の高い長文を 「 暗記する 」 事であり、1つの語学を短期間にマスターするのに、これにまさる方法はないのです。
( 11 ) 以上により、この「 TRL training 」 の意義は次のようにまとめる事が、できます。
@ 英文を見ながら LISTENING する事により、目から入った 「 文字 」 と耳から入った 「 音 」 が頭の中で結合し、これによって、1つ1つの単語の正確な発音とアクセントが、自然とマスターできる。
A 最高水準の英文を繰返し聞くことにより、近年多数の大学で出題されている LISTENING 問題に対応する実力を養成する事ができる。
B 実際に実施して見れば、先述したように、意味を 「 考えて 」 いたのでは、この「 TRL training 」 スピードについて行けない事がわかるでしょう。従って、この 「 TRL training 」 を続ける事により、聞くと同時に ( すなわち読むと同時に ) 英文を英語の語順のまま瞬時に理解する訓練を否応なく必然的に続ける事になります。
これによって、英文の構造を 「 理性的 ( 顕在意識 ) 」 に理解する段階から、英語を 「 本能的、直感的 ( 潜在意識 ) 」 に英語の語順のまま瞬時に理解する段階へと到達する事ができます。ただし、これは決して 「 顕在意識 」 によっておこなわれていた英文の構造の 「 論理的計算 」 を 「 おこなわなくなった 」 のではなく、その 「 論理的計算 」 の主体が 「 顕在意識 」 から 「 潜在意識 」 にひきわたされる事により、その計算のスピードが、「 光速度 」 に変化した事を意味します。これはちょうど、「 ソロバン 」 の名手の計算にたとえる事ができるでしょう。「 ソロバン 」 の名手は、常人では考えられないような大量かつ難解な計算を、信じられないようなスピードで瞬時におこなってしまいますが、彼は、計算をおこなっていないのではなく、計算はしているのですが、その計算を 「 潜在意識 ( 右脳 ) 」 の中でおこなっているために、そのスピードがとてつもなく速いだけなのです。ただ、この 「 ソロバン 」 の名手もまた、最初の内は計算の仕方をゆっくりと時間をかけて、「 顕在意識 」 を通じて 「 論理的に納得 」 して行く作業を繰り返していた時期があった事を忘れてはなりません。(「大人の頭脳」においては)「 潜在意識 」 は、「 顕在意識 」 が 「 論理的に納得 」 したものだけを受け入れる事ができるのです。従って、この段階に達するためには、まず最初に英文の構造を 「 論理的に納得 」 できるまで完全に解析しておく事が、絶対に必要となります。だからこそ、再三強調しているように、「 STEP1 」 の段階がこの 「 TRL training 」 の中で、最も重要なのです。
C 上記 「 STEP4 」 に記してある通り、この 「 TRL training 」 を続けて行くうちに、英文の構造が完全に理解できている生徒は、自分でも驚くほど 「 自然に 」 12講を全文暗記している事に気付くでしょう。自分がその構造を完全に理解した英文を豊富に頭の中にストックしておく事は、それがそのまま最上の 「 英作文力 」 の養成になります。英作文のどのような問題に対しても、自分が暗記している英文の単語を若干入れ換える形で、組み合わせてやれば瞬時に対応できるからです。

D 以上述べてきたように、この「 TRL training 」 は、

 (a) 発音とアクセントのマスター
 (b) LISTENINGのマスター
 (c) 長文読解力のマスター
 (d) 英作文のマスター
 (e)頭脳の活性化とそのトップ・コンディションの維持

の「5つの意義」を同時に持つ極めて有益な総合的な訓練です。従って、1日1回でけっこうですから、必ず、入試直前まで、毎日実施して下さい
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